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特集企画
本誌から流用、毎月テーマを決めてクルマ遊びの幅を広げる特集をお送りしております。クルマ好きのみなさん必見の情報が盛り沢山です。
   
Vol.04 エンジン載せ替え篇(1)
 後先考えずに募集したパルサーGTI-Rのエンジン。ほんとに見つかっちゃったから、さあ大変。いきなりの急展開だ。
パルサーGTI-Rとは…

 1990年8月、パルサーのフルモデルチェンジに合わせてデビューしたGTI-Rは世界ラリー選手権(WRC)へも参戦した日産の本気モデル。1600ccクラスのボディに2000ccのSR20DET改エンジンを搭載し230psを発生させるモンスターマシンだ。駆動方式にはコントローラブルなハンドリング性能を実現するアテーサ4WDシステムを採用。エンジン中央上部に大容量のインタークーラーを配置し、その冷却効果を上げるための、ボンネットのフードエアインテークが外見上の最大の特徴だった。

 前回紹介したパルサーGTI-Rをとりあえず1万円で購入。見た感じラジエター以外は大丈夫そうだが、エンジンをかけてみないことには何とも言えない。恐る恐るバッテリーをつないでみると…かかった! 心配していたエンジンからの異音もない。でも、こんなエンジンがすんなり載ってしまうほど、世の中は甘くはなかった…
エンジン載せ替えの問題点
その1
パルサーGTI-Rは4WDである。
GTI-R用のミッションをそのままFFで使っちゃうとパワーが2分割されてしまうので、230馬力がムダに…これは何とかしたい。
その2
エンジンマウントが合わない!
一説によるとサニー用が使えるとか使えないとか…とにかく今のままじゃ合わない。
その3
どこもかしこも思いっきりちが〜う!

 そのほかに、でっかいインタークーラーは飛び出しそうだし、ラジエターもサイズが思いっきり違うし、コンピューターも変えなきゃならないし…とにかく当たり前の話だけど違うとこ多すぎ。 いずれにしてもこんな仕事、素人にはとてもムリ。どうしようかなと困っていると、そんなおバカな企画なら面白いからやってみましょうと言ってくれたありがたいショップが…それどころかターボもいいけどあえてNAフルチューンもいいんじゃない?なんて言ってくれちゃって、ノリノリじゃないですか! レスポンスギンギンの4連スロットルNAフルチューン、はたまたドッカンパワーのツインカムターボ、そんなADバン、想像しただけでスゴスギル。ホントに最速の営業車になってしまう。これからが楽しみだなあ。でも、ショップのメカニック・秋山さんが、エンジンを前に考え込んでしまっていたのがちょっと気になると言えば気になるのだけれど…
   
Vol.05 エンジン載せ替え篇(2)
 パルサーGTI-Rのエンジンをゲット出来たものの、ミッションが合わないなど問題点が山のように出てきたADバン改。悩んでいても仕方ないので、とりあえずこのSR20DET改エンジンをADバンに収めてみることにした。写真のように慎重にエンジンを降ろしていく。VE1300ツインカムエンジンよ、安らかに眠れよ!ってことで、やっぱ大仕事だわ。エンジン降ろすのって。

 とりあえずミッションをはずし、エンジンだけ収めてみる。すげー、スカスカだったエンジンルームがギッシリだ。ギッシリ過ぎて電動ファンなんか入るスペース無さそう…。案の定インタークーラーは納まるわけもなく、これは前置きにするしかないだろう。でも、フロントバンパーの間からインタークーラーがチラリと見えるADバンなんて、不気味でかっこいい。これで夜の街へでも繰り出せば車好きの女の子に注目されて「キャーとなりに乗ってもイイデスカ〜」なんてことになって、あんなことやこんなことが出来ちゃったりしてムフムフムフ…(もうほとんどビョウキ)。

 前回募集をかけていたSR20エンジン用のマニュアルミッションだが、AG掲載店でもあるユアーズさんでアベニールのマニュアル車を発見! あまりの嬉しさに「社長これちょーだい!」サクサクともらってきちゃいました。さあ、これで主要な部品はそろった。モンスターADバンの誕生が現実的になってきたぞ、と思ったらなんか変。ミッションケース、微妙に違くない?なんか小さいような。確認のためプレートを見ると…ガーン!「SR18」って書いてある。これって1800じゃん。打ちのめされたまま、しばしボーゼン。でも、待てよ。もしかしたらだいじょうぶかもしれないじゃん!っとポジティブシンキングしたところで、次回へ続くのでアリマス。
   
Vol.06 ミッションは長期入院…
 2000のものが必要だったのに、先月誤ってゲットしてしまった1800のミッション。「きっと合わないと思いますよ」と、エンジン載せ替え全般をお願いしているステップジャパンのメカニック・秋山さんに言われたにもかかわらず「とりあえず降ろしてみてください!」と無理なお願いをする。結果は…あ〜1800と2000ってこんなに違うんですねー、センターシャフトの太さなんか(写真だとわかりにくいけど)一見してわかるぐらい全然別物だし…秋山さん、ほんとゴメンナサイ!

 よってSR20FFミッションの捜索を再開する。これを読んで心当たりのある人、安くゆずってくれ(もしくはチョーダイ!)。もともと計画性のカケラもないこの企画、ホントに先が見えない。ミッションはSR20ベースでもかなりの加工が必要ということがわかってきたので、ステップさんに長期入院することは必至だろう。その間、連載をストップするわけにもいかないので、次回いきなりオールペイント&オリジナルエアロ制作に突入だ。これが終わる頃までにはミッションとエンジンマウントの問題を解決しておこうってことで…

 さて、オールペイント&オリジナルエアロ制作へ突入するにあたり、AG編集部は願ってもいない強力な助っ人を得た。デザイン&ピンストライプ担当のT・M氏、エアロ&カーボンパーツ担当のT・N氏、そしてペイント担当のA・O氏の3氏だ。この3氏についての詳細は、今後徐々に明らかにされていくことだろう。また、早々と完成予想図を作ってみた。ここまで来ると営業車であった頃の面影はほとんど見られない。サーキットを疾走するADバンが目に浮かぶようだ。

 そんなわけで次回は、この完成予想図をベースに、オリジナルエアロ制作に着手していく。お楽しみに!
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